幼稚園の頃
突然つねってくる男の子がいました。
私は何もしていないのになぜ?
と理解不能でした。
よくわからないから
何も言いませんでした。
意地悪をされていることにも
気づかないなんて…
今では信じられませんが
私にもこんな頃がありました。
青アザを見つけた家族に
どうしてやめてと言わないんだ!
あなたがそんなだから
いじめられるんだ!
とめっちゃ怒られました。
なぜ私が怒られるのでしょう…?
いじめられる方に理由があって
いじめられる方が悪いってやつでしょうか。
所詮は人間界も動物の世界と同じ
弱肉強食の世の中なのです。
だから弱いと生きていけない。
だから怒らないと!
強くなれ~!!
といった感じだったのでしょうか…。
おかげで強くなりました。
売られたケンカを買っていたら
男の子を泣かすほどに
強くなっていました。
周りから見たら
私が男の子をいじめているように
見えたでしょう。
いじめはどの世界にもあるし
いじめまでいかなくても
意地悪な人はいます。
しかし家族が
痛かったね…よしよし。
といった態度だったら
私も聖人のままいられたかもしれません。
第二第三のいじめっ子をつくっているのは
大人かもしれませんね。
いじめをなくす活動も大切ですが
どのように対処するかも大切だと思います。
初瀬敬奈