俳優になりたい
声優になりたいなど
夢があって東京に行きたい若者と
引きこもりのご家族がいるお客様に
よく出会います。
私もちょっぴり経験があります。
私の場合は
夢はあったけれど
東京へは行きませんでした。
家族との折り合いがつかなかったからです。
そして目標を見失い
習い事と短期バイト以外は
引きこもり状態だった時期があります。
家族の心配は将来のことというより
犯罪を犯さないかということでした。
家を出ることを反対する理由も
一人暮らしをすると
男性を部屋に連れ込むからという理由でした。
信用されてないんですよね…。
どうしてか…
母も祖母から
信用されていなかったからだと思います。
自分がされたことや
言われたことを
そのままやっているのだけれど
自覚はないみたいです。
引きこもりには
「自由にやりなさいって言ってあげないと!」
なんて母は言うけれど…
言うだけならできると思う。
そう言いながら心ではそれを良しとしない。
そこが問題なんじゃない?って思います。
私も口先だけの
「自由にやりなさい」って言葉で
立ち直ったわけではないから…。
でも家族のお陰で生きられたし
今も生きていることに感謝しています。
立ち直ったきっかけは
死に場所や死ぬ方法をいろいろ探したけど
人に迷惑をかけない死に方は見つからなかったからです。
どうせ迷惑なら
生きて迷惑をかけたほうがいいと開き直ったんです。
そして死ぬ方法より生きる方法を探しました。
開き直ることで強かに生きる覚悟ができました。
東京に行きたい若者には
チャレンジをおすすめします。
引きこもりのご家族がいるお客様には
「心配ないよ。抜け出せるよ。」とお伝えします。
自分を信じて挑戦する。
人を信じて見守る。
どちらも勇気のいることですが
人生において大切なことだと思います。
お客様とご家族の幸せを願っております。
初瀬敬奈